オンロードバイクレース最高峰クラス(motogp)のオフィシャルテストは6日、第18戦マレーシアGPの開催地であるセパン・インターナショナル・サーキットでスタートしました。2日目はYAMAHAマーベリック・ビニャーレスがトップタイムをマークしています。
motogpオフィシャルテスト2日目の結果
Rider | Team | Fastest lap | Lead. Gap | Prev. Gap | Laps | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | VIÑALES, Maverick | Monster Energy Yamaha MotoGP | 1:58.897 | 62 / 63 | ||
2 | RINS, Alex | Team SUZUKI ECSTAR | 1:59.424 | 0.527 | 0.527 | 58 / 61 |
3 | MILLER, Jack | Alma Pramac Racing | 1:59.517 | 0.620 | 0.093 | 48 / 49 |
4 | DOVIZIOSO, Andrea | Mission Winnow Ducati | 1:59.562 | 0.665 | 0.045 | 19 / 60 |
5 | CRUTCHLOW, Cal | LCR Honda CASTROL | 1:59.566 | 0.669 | 0.004 | 14 / 53 |
6 | ROSSI, Valentino | Monster Energy Yamaha MotoGP | 1:59.625 | 0.728 | 0.059 | 8 / 51 |
7 | RABAT, Tito | Reale Avintia Racing | 1:59.664 | 0.767 | 0.039 | 74 / 75 |
8 | MARQUEZ, Marc | Repsol Honda Team | 1:59.790 | 0.893 | 0.126 | 5 / 37 |
9 | PETRUCCI, Danilo | Mission Winnow Ducati | 1:59.845 | 0.948 | 0.055 | 11 / 65 |
10 | NAKAGAMI, Takaaki | LCR Honda IDEMITSU | 1:59.966 | 1.069 | 0.121 | 57 / 60 |
58秒台のビニャーレス「ヤマハのDMAが回復した」
ビニャーレスは1日目は3番手、2日目はトップと好調です。
「こんなにグッドなタイムが出るなんて思ってもいなかった。それまでソフトタイヤを履かずに、レースコンディションの仕事に集中していた。僕たちは一歩前進。すごく良い感じだ。」
「異なるエンジンブレーキと電子制御を試し、バイクを止めることに役立った。まだ100%ではないけど、良くなっている。方向性を少し失っていたけど、今はコーナーの進入が良くなっている。」
「エンジンと電子制御は大きく改良さて、これからは細かいところの改善が必要だけど、ヤマハがこの冬の間に取り組んだ仕事に満足。プッシュができ、自分の走り方ができるようになった。減速がもう少しスムーズになれば、それはポジティブだろう。ヤマハのDMAが回復したと思う」と、1番手に進出した理由を説明した。
マシンが決まれば、タイムを出せるのがビニャーレスです。
今年は乗りやすいマシンに仕上げて、力強く、粘り強い走りを見せて欲しいです。
ロッシ「エンジンに関してあまり疑いはない」
ロッシは1日目のテスト後に2019年型M1の感想、テストの感触を伝えています。
「僕たちは、このプレシーズンに1つのエンジンを使用する。これはヤマハが決めたことで、僕たちは嬉しい。エンジンはだいたい決まっている。あまり疑いはない。」
「バイクに再び乗れたことは最高だ。最初のテストで非常に暑かったから身体的に非常にタフだったけど、楽しかった。初日としては、とてもポジティブ。バイクのグッドなフィーリングがあり、特に中古タイヤを履いて、グリップの改善に向けて沢山の仕事に取り組んだ。僕たちのウイークポイントである中古タイヤで上手く走れるようだけど、まだ多くの仕事が必要だ。」
「エンジニアたちと沢山の話し合いを持ち、雰囲気は良い。僕たちは何をすべきに関して同意しているけど、解決しなければいけない。マーベリックのリクエストでエンジンブレーキの仕事をしている。正しかったと思う。ストロングライダーたちとペースを比較すれば、僕たちはそれほど悪くない」と、笑顔で初日を振り返り、課題となっていたエンジンに関して説明した。
ファーストインプレッションとしては感触が良かったのではないでしょうか。
ビニャーレスもトップタイムを出したので、今年はマシンが良いと期待したいですが・・・
でも、まだ分かりません。
昨年もセパンテストの感触は良かったYAMAHA M1です。
ところがシーズンが進むにつれて、HONDA、DUCATIに遅れだし精彩がなくなっていったのです。
今年はそのようなことが無いようにマシンをテストして、コーナーの立ち上がり、タイヤのもちを良くするなど正しい方向性に進んで欲しいですね。
今年は中須賀選手のほかに、フォルガー選手もテストライダーに加わりましたので、良いマシンになると期待します。
是非、今年はロッシの活躍を観たいものです。
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