既にご存知とは思いますが、MotoGP 第16戦 日本GPの決勝レースが10月21日(日)にツインリンク茂木で行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が優勝しました。
これにより3年連続、5度目のMotoGPチャンピオンを獲得しました。
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2018年motogp世界チャンピオンV5決定
日本GPの決勝レースは快晴のもとで行われました。
予想通りタイトルを争うマルク・マルケスとアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)によるバトルが展開されました。
マルケスはドヴィツィオーゾに2ポイント差をつければタイトル確定という状況でした。
しかし、トップがマルケスで、残り2周で2番手を走行していたアンドレア・ドヴィツィオーゾがヘアピンで転倒してTHE END。
マルク・マルケスがホンダの母国日本でのグランプリでチェッカーを受け、motogpチャンピン3連覇を達成しました。
最高峰クラスで自身5度目のタイトルを獲得しました。
世界チャンピオンセレモニー
マルケスがトップでチェッカーを受け、世界チャンピオンを決めると恒例となたセレモニが行われました。
アケードケームにより、世界チャンピオン用にペイントされた特別ヘルメットを入手しました。
マルケスの強さの秘密
3連覇を達成したマルケス。
このマルケスの強さを解明したい思います。
フィジカルトレーニング
なんと11歳のころからフィジカル・トレーナーをつけていたそうです!
肉体のトレーニングにおいて一番重視しているのは「弾力性」ということです。
決勝レース以外では転倒することも結構あるのがマルケスの特徴? ですが、グラベルに突っ込んでゴロンゴロンと転がったときも、体の弾力性を活かしてケガを防止しているそうです。
そしてマルケスが鍛えるポイントとしているのは体幹上半部と腹筋。
これはバイクの上で体を左右に動かす際、体が非常に安定している必要があるためです。
モトクロストレーニング
近年はフラットトラックをロードレースのトレーニングに取り入れるライダーが多いですが、マルケスはジムでのトレーニング以外では、モトクロスが完璧なトレーニングと言っています。
混戦や一対一のバトルに強く、そしてmotogpの乗り換えルール(フラッグ・トゥ・フラッグ)などの荒れた展開でも上位に立つマルケスの力は、即興で様々な外的要因に対応する必要のあるモトクロスコースを走ることで培われているのかもしれませんね。
驚異的な反射神経
箱根ターンパイク
番外編として何とマルケスがmotogpマシンにて箱根ターンパイクを疾走する姿の動画が公開されていました。
世界チャンピオンが決定したとはいえ、今年はまだ3戦残っています。
タイトル争いが無くなったので、優勝を目指した熱い戦いが繰り広げられることと思います。