紀平VSザギトワ☆GPファイナルSPスコア詳細と比較

グランプリファイナル女子のショートプログラム
紀平選手が世界最高得点を更新して一位スタートとなりましたね。

予想通りトリプルアクセルが決まればザギトワ選手を上回りました。

二人の演技をスコア詳細を比較しながら分析します。

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紀平選手 GPファイナルSP スコア詳細

紀平GPファイナルSPスコア

紀平梨花選手は得意のトリプルアクセルを含む3本のジャンプをすべて成功させ
ほぼ完ぺきな演技を披露し、世界最高を更新する82・51点でトップに立ちました。

ザギトワ選手 GPファイナルSPスコア詳細

ザギトワGPファイナルSPスコア

平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ選手は77・93点で2位につけています。

続いて二人のスコアを各要素ごとに比較します。

ジャンプ

紀平選手は冒頭の3A トリプルアクセルを成功し、出来栄え点2・51点と合わせて10・51点。

ショートでもトリプルアクセルが決まってよかったですね☆

さらに、3F+3T 3回転フリップ-3回転トーループ1・74点の加点がつき11・24点

後半の3Lz 3回転ルッツ2・36点の加点がついて8・85点

ザギトワ選手は冒頭で3Lz+3Lo 3回転ルッツ-3回転ループの連続ジャンプで12・65点。

2A ダブルアクセル4・10点。

後半の3F 3回転フリップ7・80点。

出来栄え点の加点は冒頭のコンビネーションが1・85
ダブルアクセルは0・80点、3回転フリップは1・97点。

紀平選手がトリプルアクセルとトリプルルッツで2点以上の加点が付いたのに対し
ザギトワ選手は加点が2点以上のものはありませんでした。

すべてのジャンプにおいて五輪女王ザギトワ選手をも上回る加点から
紀平選手のジャンプが非常に質の高いものであることがわかりますね。

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スピン・ステップ

紀平選手はFSSp2 フライングシットスピンがレベル2になってしまい、2・89点。

残り2本とステップシークエンスはレベル4で、各要素を合計すると16・76点。

ザギトワ選手はすべて最高評価のレベル4で、17・55点。

紀平選手はスピンをすべてレベル4にそろえることができれば
さらに高い得点も出せる可能性があるということですね。

演技構成点

紀平選手が35・15点、ザギトワ選手が35・83点でした。

ほぼ大きな差はなく、過去の大会よりも演技構成点でもザギトワ選手に迫る高得点でしたね。

現段階では、スケート技術、つなぎ、身のこなし、構成、曲の解釈の
5つの要素全てでザギトワ選手が上回っていますが

0・04点から0・36点という小さな点差ですので
これから紀平選手の知名度が上がるにつれ追いついていけるのではないでしょうか。

紀平選手、世界最高得点を更新しての首位発進、本当に素晴らしいですね。

これでもまだスピンなどに伸びしろを残しているのですから
この先も本当に楽しみですね。

まずは明後日のフリーが楽しみですね。

ショートのように落ち着いてミスなく滑れば
表彰台の一番高いところも決して夢ではありませんね。

紀平選手応援しています。

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