2019年3月20日~24日に『さいたまスーパーアリーナ』でフィギュア世界選手権が行なわれます。(もう目前です。)
紀平梨花選手は世界選手権の前哨戦として選んだチャレンジカップでも、SPは2位でしたが得意のFSでトリプルアクセルも決めて見事に逆転優勝でした。
世界選手権に向けての調整も順調に進んでいるようです。。
世界選手権では、どんな演技を見せてくれるのでしょうか?
ワクワク、楽しみです。またまた目が離せませんね!
そして衣装も魅力的ですよね
「チャコット」デザイナー渡辺浩美さん
魅力的な紀平選手の衣装のデザインを手掛けたのは、紀平選手が愛用するバレエ・ダンス用品の総合メーカー「チャコット」(東京)のデザイナー、渡辺浩美さんです。
昨年4月に制作依頼を受け、紀平選手も積極に製作に関わりながら振り付けや曲からイメージを膨らませ、紀平選手の意向を聞き取りながら工夫を施しました。
フリー「ビューティフル・ストーム」の衣装
フリー(FS)「ビューティフル・ストーム」では濃淡あるブルーのグラデーションが美しい衣装で「大人の魅力」を醸しだしています。
デザイナーの渡辺浩美さん談
「ビューティフル・ストーム」は米国の音楽家、ジェニファー・トーマスさんが作曲したピアノがメインの楽曲です。地球の誕生をテーマとしており、激しい雷鳴で始まります。「躍動感のある激しい動きの演目なので手足の長さや動きを強調できるように意識した」と渡辺さん。
スカートの裾をギザギザにして荒ぶる波を表現し、紀平選手の提案を取り入れて稲妻が走る様を模したきらびやかな装飾を施した。
米国のファッションデザイナーのニック・ベレオス氏が「甘美でゴージャス」「私はこれが大好きだ」などと絶賛しています。
ショートプログラム「月光」の衣装
対照的にショートプログラム(SP)「月の光」では透明感のある淡い青の衣装で「少女の愛らしさ」を表現しています。
デザイナーの渡辺浩美さん談
一方、「月の光」はフランスの作曲家、ドビュッシーの楽曲を使用し、テーマは「夢の中で踊る少女」だ。淡い色で「妖精」をほうふつさせ、胸には黄色の飾りで月を表現している。愛らしさを際立たせている襟は紀平選手が望んだものだという。
いずれも今季から取り組む演目に合わせて新調したものです。
高難度のトリプルアクセル(3回転半)を武器とする紀平選手にとっては機能性も重要だ。生地や丈を調整して軽く仕上げ、左右のバランスも取った。そうして「すてき。着心地もいい」と紀平選手を喜ばせる衣装が完成した。
渡辺さんは「本人から、どういう表現をしたいのかを聞き出し、そのイメージを引き立てることを考えたそうです。
紀平さんは見せたいポイント、要望もはっきりしていて「意志を感じた」と語っています。
渡辺浩美さんデザインの紀平梨花選手の衣装
出典;毎日新聞
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