フィギュアスケートグランプリシリーズ第2戦カナダ大会が開幕しました。
気になる結果とスコア詳細を速報します。
男子シングルの注目選手は、なんと言ってもソチ、平昌五輪連覇の羽生結弦選手です。
どうしても注目が昨年の怪我から復活の羽生結弦選手に集まりますが、今季シニアデビューもカムデン・プルキネン選手(米国)も気になりますし、地元カナダのナム・グエン選手や、現地22日に乗車したタクシーの交通事故に見舞われた田中刑事選手の滑りにも注目です。
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男子シングル 総合結果
男子シングルSP結果 スコア詳細 はすぐ下にあります。
男子シングルSP結果 スコア詳細
誰もが注目するソチ、平昌五輪連覇の羽生結選手が、期待を裏切らずに圧巻の滑りで2位に20点以上の差を付け109.60点の首位発進です。
今季シニアデビューのカムデン・プルキネン選手(米国)が健闘して89.05点で2位。3位は地元のナム・グエン(カナダ)が84.08点。
現地22日に乗車したタクシーの交通事故に見舞われた田中刑事選手は80.11点で5位スタートとなりました。
SP1位 羽生結弦選手(日本)
注目の羽生選手は冒頭の4回転サルコー、トリプルアクセルきれいに着氷。4回転―3回転の連続トゥループでは、4回転でややバランスを崩しながらこらえて着氷しました。
圧巻の演技を終え観客がスタンドオベーションです。
自身の持つ世界最高の110.53には及びませんでしたが、SPでは今季トップとなる得点を記録して、キスアンドクライで笑顔をみせていました。
引用;ISU Figure Skating Twitter
SP2位 カムデン・プルキネン選手(アメリカ)
SP3位 ナム・グエン選手(カナダ)
現地22日に乗車したタクシーの交通事故に見舞われ体の具合が気になる田中刑事選手は「大きなけがはないので、考え過ぎないようにやる」と演技に集中することを強調しました。
冒頭の3回転半はきれいに着氷しましたが、続く4回転サルコーが3回転、さらに3回転の連続ジャンプの2本目が2回転になるミスが続き80.11点で5位スタートとなりました。
男子シングルFS結果 スコア詳細
ショートで圧倒的な首位の羽生結弦選手が、フリーでも1位となる212.99点、合計322.59点で他を寄せ付けず大差で優勝です。
乗車していたタクシー事故の影響も心配された田中刑事選手は、ショートで5位と出遅れたもののフリーで挽回し合計250.02点で3位となりました。
FS1位 羽生結弦選手(日本)
冒頭の4回転ループで減点はありましたが着氷し、続く4回転サルコー、3回転ルッツ、4回転トーループなど、完成度の高い演技を披露しました。
表現力を示す演技点では5項目とも9点台を並べ他を圧倒しました。
FS2位 ナム・グエン選手(カナダ)
FS3位 田中刑事選手(日本)
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