2019年1月5日に、まぐろの初競りがあります。
ご存知と思いますが築地市場が昨年10月に豊洲市場へ移転されました。
今年2019年、平成最後のマグロ初競りで競り落とされるマグロの産地は何処でしょうか?
もちろん落札者、値段も気になるのですが、どこの産地の鮪なのか気になります。
「大間マグロ180キロ」初競りへ→1/4 278キロ水揚げ
高級マグロとして名高いのが「大間マグロ」です。
大間漁協では例年、12月28日以降に水揚げされたマグロを初競りに出しています。
しかし、今年は大しけで漁船が出漁できず、28、29日と水揚げすることができませんでした。
ここは一流の漁師、やるときはやります。
30日午前に水揚げがありました。
・はえ縄漁船「第56新栄丸」(19トン、竹内正弘船長)の180キロなど2本
・はえ縄漁船「第68幸福丸」(19トン、田中稔船長)の172キロを含む5本
田中船長は「(風が)吹いて吹いてゆるく(楽で)なかった。しけの後で揚がったので気分はいい。(豊洲でも)大間が最高値をとらないと」と話した。
坂三男組合長は「夕べは波が3メートル。今日が年内最後でどうなるかと思っていたので、ほっとした。年明けもみんな頑張ってくれると思う。平成最後で豊洲初の初競りだから高値も期待したい」と語った。
大間漁協は来年1月3日夜に漁を再開し、
この180キロマグロを含め、4日午前までに水揚げしたマグロを初競りに出荷する予定です。
何処で、どの大きさの最高のマグロが獲れるか?まだわかりません。
初競りが楽しみですね!!
最新の情報によるとなんと!!
1月4日に278キロのマグロが大間で一本釣りで水揚げされました。
【速報】
この278キロ大間・青森のマグロが「一番マグロ」として落札されました。
1kg120万円、過去最高値の3億3,360万円で「すしざんまい」が競り落しました。
景気のよい話ですね。
出典;Web東奥 180キロ
出典;TBSニュース 278キロ
最近の初競りマグロの産地と落札者は?
毎年、話題となるマグロの初競りの産地と落札者一覧表です。
年 | 金額 (万円) |
重量 (kg) |
kg単価 | 産地 | 落札者 |
2011年 | 3,249 | 342 | 95,000 | 青森・大間 | リッキー・チェン/久兵衛 |
2012年 | 5,649 | 269 | 210,000 | 北海道・戸井 | 喜代村 |
2013年 | 15,540 | 222 | 700,000 | 青森・大間 | 喜代村 |
2014年 | 736 | 230 | 32,000 | 青森・大間 | 喜代村 |
2015年 | 435 | 180 | 24,113 | 青森・大間 | 喜代村 |
2016年 | 1,400 | 200 | 70,000 | 青森・大間 | 喜代村 |
2017年 | 7,420 | 212 | 350,000 | 青森・大間 | 喜代村 |
2018年 | 3,645 | 405 | 90,000 | 青森・大間 | 鮨おのでら |
初競りで落札されているマグロ産地は青森・大間が多いですね。
まぐろの産地は何処があるの?
近海鮪の産地としては、以下の所があります。
・戸井(北海道)
・大間(青森)
・境(鳥取)
・油津(宮崎)
・土佐清水(高知)
・勝浦(和歌山)
・塩釜(宮城)
なぜ初売りのマグロは大間産が多いのか?
秋から冬に掛けて津軽海峡に美味しいスルメイカやサンマが集まります。
そうすると当然、回遊しているマグロも餌を求めて集まって来てシーズン到来となるのです。
そのため津軽海峡や北海道の日本海側、太平洋側にマグロが集まるので大間(青森)、戸井(北海道)の水揚げが多くなり、タイミング良く初競りに出荷できることになります。
美味しい餌を食べ、津軽海峡の激しい海流を泳いだ活きの良い鮪いて、腕の良い一流の漁師が居る。全てが揃っているから大間で最高の鮪が獲れるのではないでしょうか?
さらに、大間(青森)VS 戸井(北海道)の厳しい戦いもあるのだと思います。
うまい!と思ったので
間もなく、初競りです。
美味しいマグロが食べたいです。
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