お正月といえば箱根駅伝を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?
スポンサーは1年に1度の箱根駅伝用にこだわって特別なCMを作っています。
今回も活躍した箱根駅伝OB、安彦良和氏による描き下ろしのアニメーション、BUMP OF CHICKENの勇気付ける楽曲など、かなりこだわったものとなっています。
箱根駅伝は日本テレビ系で放送され、番組の正式名称は
『★SAPPORO新春スポーツスペシャル 第○回東京箱根間往復大学駅伝競走』
(サッポロビールしんしゅんスポーツスペシャル だい○かいとうきょうはこねかんおうふくだいがくえきでんきょうそう) となります。
2019年で言いますと
『★SAPPORO新春スポーツスペシャル 第95回東京箱根間往復大学駅伝競走』
となります。
Contents
2019年の箱根駅伝用のサッポロCM特別版
2018年に話題となった大迫傑選手と設楽悠太選手を起用しています。
この2人が何で話題になったら覚えていますか?
2018年にマラソンの日本記録を立て続けに更新し、賞金1億円を獲得した2人でなのです。
2019年のCMは共に同世代で箱根駅伝で共に活躍した大迫傑選手と設楽悠太選手を起用し、安彦良和氏による描き下ろしのアニメーション、BUMP OF CHICKENの勇気付ける楽曲など、かなりこだわったものとなっています。
こだわりポイント
・箱根駅伝OBの大迫傑選手と設楽悠太選手を起用
・「機動戦士ガンダム」を生み出した安彦良和氏の線画による表現。
・BUMP OF CHICKENの「ロストマン」を楽曲に使用。
大迫傑選手、設楽悠太選手を起用
大迫傑選手、設楽悠太選手は
2018年にマラソンの日本記録を立て続けに更新した選手であり、同世代で切磋琢磨し箱根駅伝でも活躍したOBでもあります。
大迫傑選手(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)
早稲田大学で第87回から90回まで4年連続で出場し、87回、88回と1区で2年連続区間賞と活躍しました。
設楽悠太選手(Honda)
東洋大学で第87回から90回まで4年連続で出場して、88回は7区で区間新記録、89回、90回は3区で区間賞と活躍しました。
共に箱根駅伝で活躍したOBが箱根駅伝の思い出を振り返ったCMとなっています。
安彦良和氏による描き下ろしのアニメーション
安彦良和氏は
きっと誰もが知っている?「機動戦士ガンダム」でお馴染みのアニメーターであり、現在は漫画家でもあります。
この安彦良和氏がCM作品を手がけるのは本作が初となります。
大迫傑選手、設楽悠太選手の貴重な当時の映像と現在の走る姿を描き下ろしのアニメーション(線画)を織り交ぜながら駅伝を応援しています。
「現役時代にも一度もやらなかったCMを今回やってしまいました。(「やらない」って決めていたんですよ。じつは。)それが何故っていえばやはり「あの“箱根駅伝”で、正月に全国に流れる」っていうことの魅力かな。それと、幸いちょっと時間があったこと。「線画でいく」っていわれたこと。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』というアニメをやったことで気持ちがちょっとアニメに帰って来ていて、家に用紙とかが一揃いあったこと……そんなことがいろいろ重なりました。やって良かったと思います。実写の大迫君や設楽君が格好いいですがアニメも邪魔していないと思います。お楽しみ下さい」
──安彦良和
カッコイイ、素敵な映像ですね。はやく観たいですね。
BUMP OF CHICKENの勇気付ける楽曲
2003年に発表したBUMP OF CHICKENの「ロストマン」を使用しています。
箱根駅伝を走る選手たちの強く前向きな姿勢と「ロスとマン」の進み続ける人を勇気づける歌詞とを重ねあわせて、頑張っている彼らを応援する想いを込めています。
同曲について「「ロストマン」は過去の自分と決別して、自分の夢に向けて新しい一歩を踏み出した男の曲だと感じました。だから、“箱根駅伝のスターだった2人も新しい一歩を踏み出して、もっと大きな目標に向けて今でも挑戦し続けている”といったCMのテーマをシンクロして、ストーリーに深みをもたらしてくれるに違いないと考えたのです。このCMには「ロストマン」しかないと思っています」
──博報堂DYメディアパートナーズの林希氏
まとめ
大学を卒業した後も、まだまだ挑戦し続ける大迫傑選手と設楽悠太選手にとって
『箱根駅伝とはなんだったのか?』
陸上競技、箱根駅伝に対する思いをひも解いたCMとなっています。
2020年に向けて陸上競技界も盛り上がっていきますね。
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