2020年箱根駅伝がスタートしました。
お正月の風物詩です。箱根駅伝が新春の季語になってもおかしくないほど、多くの人が楽しみにしていることでしょう。
名門校、名門チームを応援するのも良いですが、ここでは学生連合チームに注目します。
今年の連合チームは本気尾で勝ちに行きます。
2008年に奇跡を起こした「原スタイル」が復活するのです。あの2008年の『番狂わせ劇』が再現されるかもしれないのです。
奇跡の2008年『原スタイル』で本番に臨みたい
説明するまでもなく、関東学生連合チームは予選会で敗退した大学の選手の中から、「1校1名、本番出走回数は1回まで、留学生を除く」などのルールのもとに選考された寄せ集めのチームメンバーです。
この連合チームはオープン参加のため、チームとしても個人としても順位はつきません。
そのチームメンバーが全員一致で、出場選手を首脳陣に一任する『原スタイル』で本番に臨みたいと山川監督らを説得したのです。
本気で勝ちにいくのです。熱い漢たちです。応援したいくなります。
通常は連合チームに選ばれた16人は、11月下旬に記録会にて本番を走る10人を決めていました。
そのため、選手はピークの調整を11月の選考会に合わせ、肝心の箱根当日には調子を保てないリスクがありました。
例年、実力を発揮できないことが多かったのです。
当たり前ですが、箱根の出場権を獲得した大学は11月下旬に記録会みたいなことはやりません。今回は本番を見据えた調整により、スタミナを温存することが出来ます。連合チームも同じ条件でレースに臨むことが出来るのです。
連合チームの16人誰もが夢のレース、箱根路を走りたいのです。
そこを寄せ集めと思われる連合チームでありながら、チーム一丸となり勝ちに行くのです。
まさに今年流行の”ワンチーム”なのです。
連合チームの箱根路エントリー
2020学生連合チームメンバー一覧 箱根駅伝(日テレ)へのリンク
選手紹介
【往路】
吉里駿(駿河台大3) 区間17位相当 1:03:32
↓
山口 武(東農大3) 区間20位相当 1:10:27
↓
大石 亮(専大3) ⇒ 菅原伊織(城西大3) に変更
大石 亮
来年は専修として参加することを期待します。
菅原伊織(城西大3) 区間11位相当 1:03:12
↓
上土井雅大(亜細亜大4) 区間15位相当 1:03:24
↓
外山 結(育英大2)
【復路】
舩田圭吾(武蔵野学大2)
↓
森 陽向(東経大3)
↓
吉井龍太郎(大東大3)
↓
渡邊晶紀(山梨学大2)
↓
阿部飛雄馬(東大4)
【補欠】
武田貫誠(上武大4)
宮田 僚(麗澤大4)
菅原伊織(城西大3)
3区出場
山田直樹(日本薬科大3)
司代 隼(慶大2)
竹上世那(流経大2)
※当日の様子をみて山川監督がメンバーを変更することもあります。
まとめ
選会でのハーフマラソン記録を見る限りではズバ抜けて速いランナーはいません。
しかし、1時間3分台の山口武(東京農大)を筆頭に、登録選手16人は全員が1時間5分台以内の記録を持っています。
東洋、駒沢、國學院、青学など強豪校には1時間1~3分台のエースがいますが、トップ10人の全体記録なら、ほぼ互角といえます。
『原スタイル』で望む連合チームを警戒する大学もあるほどなのです。
寄せ集めではなく、本当のチームとなった連合チームの大番狂わせを期待します。
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