連日、感動する甲子園です。
金足農業VS近江高校の逆転サヨナラツーランスクイズ凄かったですね。
球史に残る素晴らしい熱戦だったと思います。
イケメン吉田輝星の活躍
金足農業のエースは吉田輝星(こうせい)クンです。
吉田輝星投手は身長175㎝・体重82㎏と身長もさほど高くありません。
投手としては決して優れた体格とはいえず、投手にしてはどちらかと言って小柄な身体カラダから、キレのある最速で150キロのストレート投げるのです。
全力プレーの金足農業だが、吉田選手の投球パターンだと、
走者がいないときに投げるレベルの、138キロから142キロまでの投球ギア1。
走者を背負うか、三振狙いの場面で投げる143キロから145キロの投球ギア2。
得点圏に走者を背負った場面で投げる145キロ超の投球レベル トップギア3。
と巧みにチカラのペース配分を行っているようです。
吉田選手のカラダをみると、身長や骨格などの筋骨がジャイアンツで活躍したレジェンド桑田真澄氏と重なる点が多いように思えます。
吉田選手はピッチング、バッティング共に評価が高いですね。
そしてイケメンとしての評価も高いのです。
のけぞり全力校歌斉唱が話題に
甲子園の選手そしてアルプスの選手が共に校歌斉唱をのけ反って全力で歌い上げる。
金足農業の“全力校歌”に注目が集まっています。
試合後、整列した18人の選手が背中を後ろに何度も反って全力で校歌を歌う姿が、金足農業の新たな伝統として定着しています。
これは1学年上の主将が「やるなら何でも全力でやろう」と2017年夏の秋田大会から行っているものです。熱いですね。
しかし金足農業の校歌は少々長いようです。
通常1分前後の校歌なのですが、金足農の校歌1番は約1分半と少々長いです。
選手としては「疲れてますけど、伝統なんで。でも校歌は少し長いですよね」と苦笑いのようです。
格式高い校歌の作詞、作曲は?
あの金足農業の格式高い校歌の作詞は近藤忠義、作曲は岡野貞一ということです。
岡野氏は日本を代表する有名な作曲家であり、学校唱歌「春が来た」「桃太郎」「朧月夜」など多くの人が知っている日本を代表する数々の唱歌を手がけています。
近藤氏も高名な日本文学です。
「農業高校の星」拡がる応援の輪
農業高校関係者が語る「農業高校のハンデ」。
農業高校ならではの話をいくつか紹介します。
「(農業高校では)部活より授業で育てている野菜の世話を優先しなければならないこともある。農業と部活を両立し、甲子園まで来るなんてすごくて励みになる。」
「農林業系の高校は泊まり込みの実習で数日間練習ができなくなるなど共通のハンディを抱えています。その為、特に仲間意識が強い。あんな雪深い所からハンディを乗り越えてよく頑張ってくれました」。
農業高校特有のハンデがあるのですね。また、雪国なので冬の練習にもハンデがあります。
このようなハンデを乗り越えて全力で活躍する姿に、「皆が応援したくなる」、「皆を魅了する」チカラがあるのではないでしょうか?
金足農業の吹奏楽部は約25人ですが、これまでの試合には同じように農業を学ぶ「人と自然科」のある兵庫県立有馬高の吹奏楽部約40人が駆けつけて、共に協力して息のあった演奏をしています。
アルプススタンドでは、このように「農業つながり」の輪も拡がっています。
ネットの反応
金足農業の全力校歌好評のようですね。
今日の試合(近江高校VS金足農業)は両校とも素晴らしかったです。
熱い試合で感動です!
ひとこと
金足農業の活躍に魅了され、観客を巻き込んだ一体感のある応援が盛り上がっています。
それはそれで、とても素晴らしいことと思います。
その反面、近江高校はアウェー感の中、よく集中して全力で頑張ったと思います。
素晴らしい熱戦でしたと拍手を送りたい気持ちです。