フィギュアスケートグランプリシリーズ第3戦フランス大会が開幕しました。
気になる結果とスコア詳細を速報します。
女子シングルの注目選手は、コストルナヤ選手、ザギトワ選手、紀平梨花選手の三つ巴ではないでしょうか?
グランプリファイナルの出場権も気になるし、もちろんこの大会に優勝者も気になります。
今季シニアデビューの3人が無敗でファイナル出場を決めるのでしょうか?
Contents
女子シングル 総合結果
コストルナヤ選手がシニアデビュー戦に続きショート、フリーと共に1位の完全Vです。
エテリ同門の世界女王ザギトワ選手、同じトリプルアクセルジャンパーの紀平梨花選手を制して堂々の優勝です。
今季シニアデビューのトルソワ選手、シェルバコワ選手、コストルナヤ選手を止めることが出来ません。
女子シングルSP結果 スコア詳細 はすぐ下にあります。
女子シングルSP結果 スコア詳細
トップに立ったのは今季シニアデビューしたロシアの16歳アリョーナ・コストルナヤ選手です。
トリプルアクセルなどすべてのジャンプをきれいに成功させ、これまで紀平選手が持っていた世界最高得点を更新する85.04点をマークしました。
紀平選手も演技冒頭のトリプルアクセルをきれいに決め、単独の3回転ループでは着氷が乱れるミスがありましたが、大きなミス無くフリーにつなげる79.89点で2位につけました。
ピョンチャンオリンピック金メダルのアリーナ・ザギトワ選手はジャンプにミスが続くなど精彩を欠き、66.84点で4位でした
SP1位 アリョーナ・コストルナヤ選手(ロシア)
冒頭で挑んだトリプルアクセルをきれいに決め、3回転ルッツ、演技後半にフリップ-トゥループの2連続3回転を跳ぶ攻めの構成で、スピン、ステップは全て最高難度のレベル4と完成度の高い演技を見せ、これまで紀平選手が持っていた世界最高得点を更新する85.04点をマークしました。
引用;ISU Twitter
躍動するコストルナヤ選手。
SP2位 紀平梨花選手(日本)
紀平選手は演技冒頭のトリプルアクセルをきれいに決め、3回転フリップと3回転トゥループの連続ジャンプも成功させました。
単独の3回転ループでは着氷が乱れるミスがありましたが、スピンやステップではすべて最高評価のレベル4を獲得し、79.89点で2位につけました。
SP3位 カレン・チェン選手(アメリカ)
3年ぶりにNHK杯に出場する2016,17の全米選手権優勝者のカレン・チェン選手。
全てのジャンプ、ステップをミス無く完璧な滑りザギトワ選手を抑えてショート3位です。
SP4位 アリーナ・ザギトワ選手(ロシア)
ピョンチャンオリンピック金メダルの世界女王のアリーナ・ザギトワ選手はジャンプにミスが続くなど精彩を欠き、本来の滑りとは程遠い66.84点で4位でした。
女子シングルFS結果 スコア詳細
紀平梨花選手はトリプルアクセルを2本成功するなど大きなミス無くまとめて2位となり、来月のグランプリファイナル出場を決めました。
ショート首位のアリョーナ・コストルナヤ選手は2本のトリプルアクセルのうち1本でミスがあったものの、ステップやスピンもすべて最高評価のレベル4を獲得するなど、完成度の高い演技で154.96点、ショートプログラムとの合計で240.00点と、世界最高得点に迫る高得点でグランプリシリーズ2勝目を挙げました。
FS1位 アリョーナ・コストルナヤ選手(ロシア)
2本のトリプルアクセルのうち1本でミスがあったものの、ステップやスピンもすべて最高評価のレベル4を獲得するなど、完成度の高い演技で154.96点、ショートプログラムとの合計で240.00点と、世界最高得点に迫る高得点を叩き出しました。
今季シニアデビューしたロシアの3人は全てグランプリシリーズ2勝を挙げました。
凄いですね。グランプリファイナルが楽しみです。
女子シングルで優勝したロシアのアリョーナ・コストルナヤ選手は
「ショートプログラム、フリーともにもっときれいに滑ることができたと思っている。トリプルアクセルに関してはまだまだ反省すべき点はあるが、グランプリファナイル出場を決めることができたので、全体としては満足している」と納得した様子で話しました。そのうえで、これまで演技に入れていない4回転ジャンプについて
「トリプルアクセルをもっとマスターしたいが、4回転ジャンプもコーチと相談し、検討できればと思う」と話していました。
可愛くジャンプ
FS2位 紀平梨花選手(日本)
トリプルアクセルからの連続ジャンプと単独のトリプルアクセルをきれいに決めました。
演技後半の3回転の連続ジャンプで回転不足と判定される失敗があったものの、大きなミスはなく、今シーズンの自己ベストとなる151.95点、ショートプログラムとの合計で231.84点で2位に入りました。
初めて演技に組み込むか注目されていた冒頭の4回転サルコーは回避し、3回転サルコーにしました。
しかし、プログラム構成を変えるなど、4回転を入れる布石は打っているようです。
紀平選手は
「今までにないぐらい自信を持って完璧な状態で臨んで、しっかり集中できた。特にトリプルアクセルは直前の6分間練習でしっかり跳べていて、どうやって演技で跳ぶかイメージできていて、2本ともいいジャンプが跳べた」と演技を振り返っていました。4回転サルコーを回避したことについては
「コーチと相談して、確実にグランプリファイナルに進出するために、ミスのない演技をしようと、回避することを決めた。グランプリファイナルまでには演技に組み込めるようにしたい」と話していました。そして2位という結果を踏まえて「ミスがなくても1位になれなかったのではないかというぐらい厳しい戦いだった。今回の演技に満足せず、これからは1位をねらっていけるようにしたい」と今後の戦いを見据えていました。
FS3位 アリーナ・ザギトワ選手(ロシア)
ショートプログラムで4位と出遅れたロシアのアリーナ・ザギトワ選手は3回転の連続ジャンプを成功させるなど、フリーでは本来の滑りを取り戻し、大きなミスなくまとめて合計で217.99点の3位でした。
女子シングルで前半の4位から3位に順位を上げたロシアのアリーナ・ザギトワ選手は「前半のショートプログラムよりもよくできた。皆さんの拍手がうれしかった」とほっとした表情で試合を振り返りました。
ジャンプでミスのあったショートプログラムからどう立て直したか聞かれると、「こういった経験は今までもあった。コーチが必要な言葉をかけてくれて、気持ちを切り替えることができた。その言葉は秘密です」と笑顔を交えて話していました。
これでグランプリファイナルの出場者が決まりました。
イタリアのトリノでグランプリファイナルです。
楽しみですね。
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