2018フィギアスケート女子シングル
今シーズンもジュニアから上がってきた選手の活躍が目立っていますね。
今期シニアデビューした選手の中でも将来有望な
紀平梨花選手、山下真瑚選手、ソフィア・サモドゥロワ選手に注目し
3選手を比較、紹介します。
3選手のプロフィール
氏名 | 紀平 梨花 | 山下 真瑚 | ソフィア・サモドゥロワ |
英語表記 | Rika Kihira | Mako Yamashita | Sofia Viacheslavovna |
生年月日 | 2002年7月21日 | 2002年12月31日 | 2002年7月30日 |
出生地 | 兵庫県西宮市 | 愛知県名古屋市 | クラスノヤルスク |
身長 | 154cm | 151 cm | 150cm |
コーチ | 濱田美栄 田村岳斗 岡本治子 キャシー・リード |
山田満知子 樋口美穂子 |
タチアナ・ミーシナ オレグ・タタウロフ |
振付師 | デヴィッド・ウィルソン トム・ディクソン キャシー・リード |
山田満知子 樋口美穂子 |
マリア・ニコラエワ |
所属 | 関西大学KFSC | 中京大学付属中京高校 | Zvezdnyi Led St. Petersburg |
ISU パーソナルベストスコア
紀平 梨花 | 山下 真瑚 | ソフィア・サモドゥロワ | |
トータルスコア: | 224.31 | 203.06 | 198.70 |
ショートプログラム: | 70.79 | 66.79 | 67.40 |
フリースケーティング: | 154.72 | 136.76 | 134.29 |
スコアでは日本人2選手が勝っています。
ソフィア・サモドゥロワはミス無くまとめてくるタイプです。
シニア大会での成績
紀平 梨花 | 山下 真瑚 | ソフィア・サモドゥロワ | |
GPフランス国際 | TBD | ||
GPロステレコム杯 | 7位 | 2位 | |
GP NHK杯 | 1位 | ||
GPスケートカナダ | 2位 | ||
GPスケートアメリカ | 3位 |
紀平梨花選手の初GPで優勝は、浅田真央選手でも出来なかった素晴らしい成績です。
山下真瑚選手はGPロステレコム杯の7位が悔やまれます。
ソフィア・サモドゥロワは手堅くまとめて来ました。
紀平 梨花選手の特徴
身体能力が高いと評判で、別のスポーツでも一流になれると言われています。
そんな身体能力を活かしたのが高さのある高速回転のトリプルアクセルと言えます。
ジャンプは得意でアクセルを含む6種類の3回転ジャンプを跳ぶことができます。
3回転アクセル-3回転トウループのコンビネーションジャンプを
女子選手として世界で初めて公式戦で成功させました。
練習では4回転トウループや4回転サルコウ、両手を上げて飛ぶタノジャンプの着氷にも成功していると言われています。
2016年JGPリュブリャナ杯のFSでは、女子選手として史上初めて6種類8本の3回転ジャンプを、回転不足・エッジエラー無しで完璧に成功させたました。
一方でコーチの濱田美栄さんは課題として「何でも平均的にできるけれど、後は度胸。
ちょっと気が弱いから、大事な時に気持ちが引けてしまう」ところを挙げ
本人も試合後に「緊張してしまった」「カメラのカシャカシャっていう音が気になる」
などと苦悩を漏らしていましたが、1年足らずで対応し精神的な成長を見せました。
紀平選手の偉業
・女子シングル史上初のフリースケーティング8トリプルジャンプ成功
・女子シングル史上初の1プログラム全6種類トリプルジャンプ成功
・女子シングル史上最年少3回転アクセル成功(14歳65日)
・女子シングル史上初の3回転アクセル-3回転トゥループ成功
グランプリシーズ第4戦のNHK杯では見事な逆転優勝を飾り
今週末のフランス大会での活躍が大きく期待されています。
4位以内に入ればファイナルに進出可能ですので楽しみですね☆
山下 真瑚選手の特徴
2018年世界ジュニア選手権3位の実力者です。
アクセルを除く5種類のトリプルジャンプを跳ぶことができます。
コンビネーションでは、3回転ルッツ-3回転トゥーループ-2回転トゥループや2回転半アクセル-3回転トゥーループをプログラムに取り入れています。
今後は4回転サルコウの習得を目指す予定です。
グランプリシリーズカナダ大会ではいきなりの2位表彰台で世間を驚かせましたね。
どんな試合でも緊張しないという強心臓の持ち主で
伸び伸びと楽しそうに滑る姿は見る人たちを魅了していましたね。
高さのある力強く幅のあるジャンプに定評があり
ショートプログラムではGOEの加点が一番多かったのが山下選手のジャンプだったそうです。
ジャンプだけではなく滑りの伸びを生かしたままの巧みなエッジ ワークなども特徴で
フリーでは技術点では出場選手中トップの71.67点。
スケートカナダのフリーの演技構成点は
トップだった演技派メドベデワの70.56点に次ぐ65.09点と
表現力も評価されていましたね。
ロステレコム杯では試合前の発熱による体調不良や靴が合わなかったりと
本調子ではなかったため7位になり
ファイナル進出を逃しましたが、この先が楽しみな選手です。
ソフィア・サモドゥロワ選手の特徴
彼女の武器は,ジャンプの安定感です。
基本的に試合はノーミスしてきます。
未だに無転倒記録継続中でこれはとてもすごいことなんです!
ジャンプは高さはそれ程でもありませんが、早い回転できっちりと降りてきます。
手を上げて飛ぶタノジャンプが得意で、多くのジャンプを手を上げて飛んでいます。
また長い手足を生かした細やかな振り付けで
時折曲に合わせて口ずさみながら楽しそうに滑る姿が見る人を惹きつけます。
どの要素も平均的にソツなくこなし、とにかく失敗しないので
大きく順位を落とすことがあまりありません。
GPシリーズ、アメリカで3位、ロシアは2位に入ったので
ファイナルに進出できる可能性も大いにあります。
まとめ
以上、今シーズンシニアデビューした紀平梨花、山下真湖、ソフィアサモドゥロワ選手の紹介でした。
どの選手もこれからまだまだ伸びてゆく可能性に満ちていて
これから先、どんな素晴らしい演技や戦いを見せてくれるのか本当に楽しみですね☆
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