待ちに待った四大陸フィギュアスケート選手権が2019年2月4日(月)から開催されます。
日本からは全日本選手権で激しくトップ争いをした紀平梨花、坂本花織、三原舞依の3選手が参加します。日本勢の活躍が期待されますよね。
その中でも特に注目されるのがグランプリを制した女子シングル紀平梨花選手の演技ですね。
紀平梨花が跳んだ“4回転ジャンプ”
ロシア選手権のときに話題になりましたが、ロシアジュニア選手には4回転ジャンパーが何人かいます。
そして、日本の紀平梨花選手(関大KFSC)も4回転ジャンプを跳んでいるのです。
アメリカコロラド州で行った合宿で4回転サルコウとトウループを跳んでいるということです。
これには4回転ジャンパーを複数人抱えるロシアメディアも「シニア選手たちにおける女子の4回転革命が始まった!」と注目しています。
ロシアメディア「sports.ru」は来季からプログラムに4回転ジャンプを付け加える構想があると伝えています。
紀平の4回転ジャンプにロシアも驚嘆!!
ロシアには4回転ルッツをISU公認大会で女子史上初めて成功させた14際のアレクサンドラ・トルソワら、ジュニアを中心に何人かの4回転ジャンパーが居ます。
そのロシアでも、16歳になった紀平が着氷させていることに驚いています。
ロシアの報道では
「4回転ジャンプがジュニアの選手たちだけではなく、成熟の最中、あるいは成熟後の16歳のシニア選手にとっても跳ぶことが可能であることを証明するとても重要な出来事だ。シニア選手たちにおける女子の4回転革命が始まった!」
こう記した上で「来シーズンはとても興味深いものになりそうだ」と締めくくっている。
現状、フィギュア女子は日本とロシアの2強の構図となっています。
紀平が3回転アクセルに続く新たな4回転という武器を手にすることにより、2強の勢力図を塗り替えるかも知れません。
ジャンプを習得するには?
「トリプルアクセル、才能があって得意だったから、すぐに跳べたんじゃないですか、ってよく聞かれるけれど……違うんです。ほんとうに、ほんとうに大変で。すごくたくさんの経験を積んで、やっとここまでこられたジャンプなんですよ」とは、彼女自身の弁です。
トリプルアクセルの習得では
「毎日の練習は、筋肉の状態にも合わせるようにしています。たとえば、飛行機で長い時間移動すると、筋肉が緩くなってる。そんなときも無理やり跳べば、跳べないことはない。けれど、筋肉が締まってるいつもの状態とは違うので、変な癖の付いた跳び方になってしまう……。だからそんな日は、トリプルアクセルは跳ばない。次の日、筋肉が完璧な状態に戻ってから、初めて練習します」
このように紀平は16歳にして、単なる力技ではない、創意工夫した練習ができているのです。
トリプルアクセルだけでなく、あらゆるエレメンツの習得においても、練習方法や自己管理においても頭脳的、論理的な努力を行っています。
それがシニア1年目からできているのが紀平梨花選手です。
このような方法により、新しいジャンプを習得しているということです。
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