2018年今年は台風の当たり年です。
当たり年というか、非常に多くの台風が発生して、生活にも大きな影響が出ています。
災害で、避難生活の方もいます。本当に困りますね!
気になる台風21号について状況、進路や予想される通勤通学への影響を確認したいと思います。
この台風21号は4日(火)~5日(水)にかけて、本州に接近・上陸するおそれがあります。
秋の台風はスピードを上げて近づく可能性があるため、早めに対策を済ませてください。
Contents
台風21号(チェービー)について
名前はチェービー
名前の由来ですがチェービー(jebi)は、韓国が用意した名前でツバメ(燕)の意味です。
以前、台風の名前にはアメリカが英語名(人名)を付けていました。
しかしながら、2000年以降は「台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)」が、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風の名前について加盟国があらかじめ提案した140個の名前から順番に付けるようになりました。
また台風の名前は、この様にあらかじめ用意された140個の中から発生順に使用されますが、大きな災害をもたらした台風などは、台風委員会加盟国からの要請を受けて、その名前を以後の台風に使用しないように変更することがあります。
状況、予想進路
出典;tenki.jp
天気予報は出来ないので、専門家の発表を以下に引用します。
2018年8月31日16:38の発表です。
情報は一刻一刻と変化しますので、最新の情報を確認してください。
台風21号は「猛烈な」勢力に発達しています。
台風の強さは最大風速で決まり、「猛烈な」勢力とは一番強いランクです。
9月1日(土)には発達のピークを迎え、中心気圧は905hPaまで下がり、中心付近の最大風速は毎秒55メートル、最大瞬間風速は80メートルと、今年発生した台風では最強となりそうです
(今年、これまでに「猛烈な」勢力に発達したのは台風3号と8号で、そのうち8号は中心気圧915hPaまで下がりました。)
台風21号を衛星画像で見ても、眼がはっきりしており、眼を取り巻く雲が発達しているのが分かります。
台風21号は2日(日)以降、発達のピークは越えるものの、「非常に強い勢力」で日本の南へ進むでしょう。
予報円の中心を進めば4日(土)の後半から5日の午前中くらいにかけて、本州に上陸し、縦断する予想です。
まだ予報円が大きく、進路や進む速度の予想に幅があるような状況ですが、週明けの列島に大きな影響を与えそうです。暴風が吹き荒れたり、大雨となって、交通機関に大きな影響がでる可能性があります。
最新の台風情報にご注意下さい。
引用元;tenki.jp
一般に秋の台風は、本州に近づくと、急激にスピードを上げる特徴があります。
本州へ
接近前:時速20キロ(少し速めの自転車並み)のペースで近づきます。
接近後:上空の風に流されて、時速60キロと一気に速度を上げる見込みです。
このため、現在の予想より早く台風が接近し、急激に雨や風が強まるおそれがあります。
晴れ間のある9月3日(月)の日中までに、早めの対策をしたほうが安全です。
下記の「台風に備えて出来ること」を参考にしてみてください。
強風による通勤、通学への影響
台風が直撃しても、直撃しなくても、場合によっては電車の運転中止や、速度規制など、運行には影響出てきます。
現時点(2018年9月4日)では、強風が吹き荒れています。
各地で強風による事故も起きています。
既に運行停止の電車もありますが、今後も以下の情報を確認すると役に立つと思います。
以下の情報に限らず、お気に入りの情報元がある方は、その情報で良いと思います。
重要なのは最新情報を入手することです。
リンク yahoo台風情報
つぎに鉄道の運行基準を確認しておきます。
鉄道の運行基準
どのような基準で運休を決めるのでしょうか。
JR東日本では、
風が強いと、電車の脱線や転覆のおそれがあるため、
風速20~25メートルになると:25キロメートル以下の速度規制
風速25メートル以上 :運転中止
京王電鉄では、
風速が20メートル :速度規制
風速が25メートル以上:運転中止
ちなみに、一般的に台風レベルは風速20メートルとなります。
歩行者は何かにつかまっていないと歩けないような風の強さです。
強風による各社の対応をまとめた一覧表を以下に示します。
大雨による新幹線の対応をまとめた一覧表を以下に示します。
台風に備えて出来ること
まず、一般的に日本に接近するほど、台風の進路や勢力の予想の確立も高まるます。
そのため台風の接近中は、こまめに情報を確認するようにしましょう。
台風が来るまでには、日数がかかります。
一瞬で目の前に来ることはありません。
つまり、台風に備えることが出来るのです。
それならば、事前に準備したほうが得策ではないでしょうか?
①家の外を確認しましょう。
側溝や排水溝の掃除や、屋根・塀・壁などの点検、補強は日頃からしておきましょう。
②家族の連絡方法を確認しよう。
今の時代、スマホで連絡できると思っていませんか?
停電、バッテリ切れなど予想外のことは起きるものです。
日頃から、家族の連絡方法、集合場所を確認しましょう。
③ハザードマップを確認しておきましょう。
洪水のおそれのある河川や土砂災害に警戒が必要な場所について、あらかじめ把握しておきましょう。
ハザードマップは各市区町村の役所、役場で確認できます。
もちろん、国土交通省のポータルサイト(https://disaportal.gsi.go.jp/)からも確認することができます。
④近所の建物や道路を把握しておきましょう。
普段の生活では、つい見逃してしまいがちですが、河川が氾濫した時の洪水に備えて、高く丈夫な建物が近くにあるか確認しましょう。
また、道路が冠水してしまうと濁った水で足元が見えなくなります。
事前に用水路やマンホールの位置を可能な限り把握しておきましょう。
そうすることで、足を取られたり、ケガをする危険性を低くすることができます。
※台風のときに、用水路などの状況の確認に行くのは、危険なのでやめましょう。
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