みなさん、ゴジラは知っていますよね。
そのゴジラが星座になりました。
驚きですよね?
なぜゴジラが認定されたのか?
その経緯や認定機関および星座に位置などについて調査しました。
ゴジラお星様になる
世界に誇る日本の大怪獣「ゴジラ」が、 米航空宇宙局(NASA)と世界の研究機関からなる“フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡”研究チームから星座として認定されたことが18日に発表されました。
日本の怪獣が星座になるのは史上初のことです。
ただしこれは、国際天文学連合が認定する一般的ないわゆる「88星座」(いて座、おおぐま座、へびつかい座など)とは異なるものです。
出典;NASA
出典;NASA
認定された理由
今回「ゴジラ」が認定されたのは、
・フェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡を搭載した観測衛星の打ち上げ10周年
・ 人間の肉眼で見える星の数に匹敵する3000以上の天体を発見
これらを記念して新たに作成された「ガンマ線天体を線で結んだ22星座」です。
「オリオン座」「カシオペヤ座」など、 一般的に知られている88の星座を定義しているのは、 別組織である国際天文学連合=IAUです。
選定の理由は
・ チームの研究対象である高エネルギー天体(ブラックホールなど)の周囲で発生している
・ガンマ線粒子がジェット状に光を放つ「ガンマ線バースト」と呼ばれる現象が、「ゴジラ」が放つ放射熱線と類似しているということからです。
NASA内の特設ページではゴジラの放射熱線との類似性に触れながらコメントしています。
「フェルミ(宇宙望遠鏡)のガンマ線観測では、毎日、宇宙のどこかで発生する巨大なバーストを記録している。
これらはゴジラをも嫉妬させるだろう」と記述されている。」
今回発表された22の星座には「ゴジラ」のほかに「超人ハルク」「星の王子さま」など、 宇宙やSFに関連があるキャラクターも含まれています。
観測できるの?場所、方角、明るさは?
「ゴジラ座」是非観てみたいですよね?
ところが、これらは「ガンマ線天体を線で結んだ22星座」なので肉眼や通常の望遠鏡では観ることが出来ません。
とても残念です。
しかし、方法があります!!
NASA提供の観測ページにて観測することができます。
今回認定されたガンマ線天体
NASAの公式サイトによれば、に認定今回新たされた「ガンマ線天体の星座(Fermi’s Gamma-ray Constellations)」は、以下の21星座である。
Black Widow Spider(クロゴケグモ)
Fermi Bubbles(フェルミの泡?)
Colosseum(コロッセオ)
Eiffel Tower(エッフェル塔)
Einstein(アインシュタイン)
Fermi Satellite(フェルミの衛星)
Godzilla(ゴジラ)
Golden Gate(ゴールデンゲートブリッジ)
Hulk(超人ハルク)
The Little Prince(星の王子さま)
Mjolnir(北欧神話の神トールが持っているハンマー)
Mount Fuji(富士山)
Castle(ノイシュヴァンシュタイン城のことだと思われる)
Obelisk(オベリスク。古代エジプトのモニュメント)
Pharos(ファロス。古代の大灯台で有名なアレクサンドリアの島)
Radio Telescope(無線天文台)
Saturn V Rocket(サターンVロケット)
Schrödinger’s Cat(シュレディンガーの猫)
Starship Enterprise(スターシップ・エンタープライズ。NASAの宇宙船?)
TARDIS(ターディス、SFドラマ「ドクター・フー」の次元超越時空移動装置)
Vasa(現存最古の17世紀のスウェーデンの船)
英語で書かれていて正直なんのことかわからないものもあるので、疑問に思ったものについては上記リンクから原文を確認してください。
ネットの反応
ゴジラ座がNASAより発表されたことについて、早速コメントがありましたので紹介します。