happy hour28

2020年四大陸選手権羽生結弦選手のショパン『バラード第1番』は最高!完璧

2020年四大陸選手権が韓国で行なわれています。

羽生結弦選手のショートプログラムをショパン『バラード第1番』に変更しました。

シーズン途中での変更は珍しいのですが、『自分らしいスケート』を模索する中での答えがこのプログラムということです。

それにしても完璧で圧巻の滑りでした。興奮も冷めませんね。

四大陸フィギュア選手権はヨーロッパを除くアジア・北米・南米・オセアニアの各国代表が集うオリンピック・世界選手権に次ぐ国際大会です。

実は、これまで五輪、世界選手権、グランプリファイナルを制してきた羽生選手ですが、四大陸選手権のみ金メダルを手にしていないのです。

男子シングルSP結果

1位~10位までを掲載

大会前に、SP・フリーともに2018年の平昌五輪で2連覇した時のプログラムに戻した羽生選手。

冒頭の4回転サルコウを完璧に決めると、4回転ー3回転の連続トゥループ、トリプルアクセルも鮮やかに決め、異次元の滑りで自身の得点を超える世界最高得点をマークしました。

 鍵山選手は、ユース五輪後も好調を維持して、シニア国際大会デビューですが緊張もせずに4回転トゥループ、トリプルアクセルを鮮やかに決めて自己新となる高得点をマークして5位でした。

宇野選手の代わりに出場となった友野選手ですが、急遽出場することを想定して緊張を切らさずに練習を続けてきました。その成果もあり難しいプログラムですが4回転のコンビネーションジャンプをしっかり決め高得点で7位でした。

男子シングルSPスコア詳細

この大会は羽生結弦選手の大会と言っても過言ではないでしょう。

観るものを虜にする完璧な異次元の滑りで、自身の記録を上回る世界最高得点をマークしました。

SP1位 羽生結弦選手(日本)

絶対王者羽生結弦の実力を見せつけた異次元の滑りと言ってよいでしょう。

4回転サルコウ:加点4.43
4回転ー3回転の連続トゥループ:加点4.21
トリプルアクセル:加点3.77
全てのステップでレベル4

まさに異次元。完璧と言える滑りでした。

今季不調を払拭する完璧と言える滑りで本人も納得のショートとなったようです。

演技後、大量のくまのプーさんが投げ込まれ、他の選手を気遣う羽生選手は自身も拾うのを手伝っていました。


引用;サンスポ

「羽生くん自らフラワーボーイ?」

「次の人のために一緒にプーさん片付ける羽生君が素敵すぎた」

「プーさん拾ってて偉い」

「こんなシーン初めて見た」

「プーさん拾う羽生くんも素敵だ…!」

などと称賛の声が上がっていました。

SP5位 鍵山優真選手(日本)

シニア主要国際大会デビューとなった16歳の鍵山優真(神奈川・星槎国際高横浜)選手は確率の高い4回転トウループとトリプルアクセル、そして音楽と一体となるリズミカルな踊りが持ち味です。

スイスのローザンヌで開かれたユースオリンピックで見事金メダルに輝いた鍵山選手は、好調を維持してSPの自己ベストを大きく超える91.61点で5位となりました。

スコアを見たときに、ビックリした表情がカワイイですね。

関連記事

フィギュア世界ジュニア男子第1戦フランス結果16歳鍵山優真圧勝V はこちら

チャレンジカップ2019男子シングルフリー結果と詳細 山本草太1位、鍵山優真2位 はこちら

チャレンジカップ2019男子シングルSP結果と得点 山本草太、鍵山優真好発進 はこちら

SP7位 友野一希選手(日本)

宇野選手の代わりに出場となった友野選手ですが、急遽出場することを想定して緊張を切らさずに練習を続けて準備万端でした。

4回転サルコウを武器に、切れ味の良いダンスが魅力の友野選手。

プログラムを一つの作品に創り上げる才能があり、見る人の心をワクワクさせてくれるエンターテイナーです。

難しいプログラムですが4回転のコンビネーションジャンプをしっかり決め納得の高得点で7位でした。

関連記事

四大陸選手権2019 男子シングルSP結果と得点 宇野、田中、友野の順位は? はこちら

友野一希かわいいエンターティナー イケメンコーチと辿り着いたGP初表彰台 はこちら

プログラム変更の理由

羽生選手は今シーズンの演技プログラムの変更について

『演技を難しくすることは楽しいし、それを達成出来たときの喜びは計り知れないものがあるが、自分が目指しているスケートはただ難しいことをするスケートではないと思った。今シーズンのプログラムは自分の呼吸ではないなと感じた』

去年12月のエキシビションで「SEIMEI」を滑ったときに自分でいられたと感じたとして、「『バラード第1番』も『SEIMEI』も伝説として語り継がれるような記録を持ってしまっている子たちなので、できれば寝かせてあげたかったが、もう少しだけこの子たちの力を借りてもいいかなと思った」と変更にあたっての心境を語りました。

自分らしいスケートの答えが、『バラード第1番』と『SEIMEI』なんですね。

放送スケジュール

2月6日(木) 女子ショート
よる7時57分~【地上波】フジテレビ
2月7日(金) 男子ショート
よる8時00分〜【地上波】フジテレビ
2月8日(土) 女子フリー
よる7時00分~【地上波】フジテレビ
2月9日(日) 男子フリー
よる8時00分〜【地上波】フジテレビ
2月15日(土) ハイライト Part1
午後1時00分~2時55分【BS】
2月16日(日) ハイライト Part2
午後1時00分~2時55分【BS】
特別番組
『独占告白!羽生とゆづる』
2月3日(月)・4日(火)・5日(水) 深夜0:25~0:35 (関東地区)

まとめ

プログラム変更は行なってよかったのではないでしょうか?

自分らしく、自分の呼吸で自然に滑れるプログラムが『バラード第1番』と『SEIMEI』なんだと思います。

ショートでは世界最高得点で自身も納得の滑りとなりました。

次は、まずはフリーでの『SEIMEI』に注目です。

その後はネイサン・チェン選手、宇野昌磨選手との世界選手権に注目しましょう。

ドキドキですね。