本日(10/26)より公開された映画『旅猫リポート』が泣けます。
気になるあらすじと撮影のこぼれ話などを紹介します。
猫のナナが良い演技をするのですよ。
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『旅猫リポート』あらすじ
原作は「図書館戦争」「植物図鑑」など数多くの映画化された作品を持つヒットメーカーの有川浩さんです。
数ある有川浩作品の中でも、1、2位を争う高評価作品です。
現在世界16か国で翻訳されており、猫好きはもちろん、万人の心をあたたかくするハートフルな物語となっています。
野良猫として誇り高く、タフに生きてきたナナ(声=高畑充希)。
人間は信用ならないし、なれ合うなんてまっぴら。
でも定期的においしいものをくれる優しい青年・悟(福士蒼汰)のことは、ちょっと気に入っている。
ある日、一瞬のタイミングのずれで車に轢かれ大けがを負ってしまったナナ。
薄れゆく意識の中、ナナが必死で助けを呼んだのは悟だった。この日からナナは悟の猫になり、ふたりは家族になった。
いつもナナのことを一番に考えてくれる、優しい悟。
それなのに、ある事情で悟はナナを手放す決心をする。
ナナの新しい飼い主を探すため、悟はナナを愛車に乗せ最初で最後の旅に出た。
だがこれっぽっちも納得していないナナは、旅先で出会う悟の友達に心を開かない。
小学校時代の友人(山本涼介)のところではゲージから出ようとせず、
高校時代の友人夫婦(広瀬アリス、大野拓朗)の先住犬には喧嘩を売り、大騒ぎになる始末。
困り果てた悟は、小さい頃からお世話になっている
叔母(竹内結子)のもとを訪ねるのだが……。
引用;公式HP
『旅猫リポート』キャスト
他にも広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介、木村多江、戸田菜穂といったメンバーが出演します。
『旅猫リポート』ロケ地
花とアートの岬 長崎鼻(長崎鼻リゾートキャンプ場)
粟嶋公園(道路)
真玉海岸(道路)
『旅猫リポート』サウンドトラック
優しく暖かい旋律とコトリンゴの柔らかな歌声が一人と一匹の旅を彩っています。
コトリンゴ
本名:三吉 里絵子
生年月日:1978年7月17日(40歳)
コトリンゴという名前は、自身が大好きな「小鳥」と毎日食べていた「りんご」を合わせてできたものです。
また曲作りの際に使っていたパソコンもMacだったためとも言われています。
本人はインタビューで「本名でやりたいと言ったが、一曲目だけコトリンゴでリリースして、後で変えてもいいからと言われて結局そのままに」と語っています。
映画『この世界の片隅に』の音楽を担当しました。
『旅猫リポート』猫ファースト
福士蒼汰(25)扮する悟の飼い猫・ナナのトレーナーを務めたのが、数々の映画やドラマで猫のキャスティングやトレーナーを担当してきた“猫使いのプロ”と言える「ZOO動物プロ」の北村まゆみさんです、
福士蒼汰さんとナナの相性
「ナナのキャスティングが決まってから、福士蒼汰さんとの相性が心配でしたが、ぴったりでした。福士さんは、猫を飼ったことはないそうですが、猫は、福士さんみたいにやわらかな雰囲気の方が大好きなんです。だから、初顔合わせの時から“人間よりちょっと猫のほうが上”っていう、映画の悟とナナの関係性ができあがっていましたね(笑)」(北村さん・以下同)
北村さんから福士さんへのアドバイス
猫は、聞いてなさそうでも、ちゃんと聞いているから、『こうしてほしい、ああしてほしい』ということを話すとわかるんですよ。
福士さんにも、基本は『話しかけてください』と、お伝えしました。
車中のシーンが多かったので、カメラが回り始めると、私は中に入れません。
だから福士さんに、ナナの好きなおやつやおもちゃで、ご機嫌をとりながら撮影に臨んでもらいました。
猫パンチ炸裂
福士さんが、『ナナが嫌がることはしたくないです』と心配していましたので
『大丈夫ですよ、猫は嫌なことは嫌だと主張しますから』と言っていたら、
ナナは本当に、現場で福士さんに猫パンチしてしまって……(笑)。
ナナは、じっとしていることや拘束されることが苦手だから、何テークも重ねていると飽きてきて、猫パンチするんです。
もう本当に申し訳なくて……。
でも、福士さんは穏やかな方だから、猫パンチされても一日の撮影が終わると、『かわいいな~』って言ってくださる。
そういう愛情がナナにも伝わって、この映画のあたたかい雰囲気に表れていると思います。
猫と人間の間に共通言語はないけど、ハートは伝わるんです。
それが、この映画のテーマでもありますからね」
まとめ
とても心に残る、泣ける映画です。
この秋、是非観て頂きたい、お勧めです。
また、原作も凄く良いのです。映画とは違った味があり、心に残る余韻があります。