天文ファンの皆さん、そうでない人も国際宇宙ステーションを観測するチャンスです。
以外に初心者でも簡単に観測できるそうです。
観測してみませんか?
国際宇宙ステーション(きぼう)今夜が観測のチャンス!
JAXA(宇宙航空研究開発機構)によると、今日12日(木)夜に、国際宇宙ステーション/きぼうが日本付近を通過します。
12日(木)の19時36分前後、遮る雲が無ければ西日本で観測出来るチャンスがあります。
出典;ウェザーニュース
観測のポイントは?
宇宙を飛ぶ国際宇宙ステーションは、望遠鏡を使わなくても、初心者でもかんたんに観測できることを知っていますか?
条件がそろえば、日の出前と日没後の2時間ほどの間に地上から肉眼で見ることができます。
通常の天体観測とは異なり、空が真っ暗なところに行かなくても大丈夫です。
条件がよければ-2等星ほどの明るさになる国際宇宙ステーションは、街中でも見つけやすく、方角と仰角が合えば公園や家のベランダで気軽に見られます。
望遠鏡を使わなくても十分明るく見えるので、街中の星がよく見えない場所に住んでいても、また天体観測に慣れていない初心者の方でも、 かんたんに取り組むことができます。
倉敷科学センターが超かんたん観測ガイドをまとめているので参考にしてください。
国際宇宙ステーションとは?
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設であり、大きさはサッカー場くらいの大きさになります。
※International Space Station、略称:ISS
1周約90分というスピードで地球の周りを回りながら、実験・研究、地球や天体の観測などを行っています。
もの凄く大きく、想像できないスピードですよね。ビックリです。
出典;JAXA/NASA
ISSの主な目的は
宇宙だけの特殊な環境を利用したさまざまな実験や研究を長期間行える場所を確保すること。
そこで得られた成果を活かして科学・技術をより一層進歩させること。
そして、地上の生活や産業に役立てていくことにあります。
人類にとって国境のない場所のひとつ ― それが、国際宇宙ステーション(ISS)です。
米国、日本、カナダ、欧州各国(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、スペイン、オランダ、ベルギー、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン)、ロシアの計15ヶ国が協力して計画を進め、利用していきます。
その中で「きぼう」日本実験棟は、日本が開発を担当した実験モジュールです。
宇宙飛行士が長期間活動できる、日本では初めての有人施設で、最大4名まで搭乗できます。
SF映画の世界みたいですよね。
科学技術はもの凄く進歩しているのですね。
まとめ
・国際宇宙ステーションは2等星ほどの明かるさで初心者でも比較的簡単に観測することができる。
・国際宇宙ステーションは地上から約400km上空に建設された、サッカー場くらいの巨大な有人実験施設です。
・15カ国が協力している人類の大きなプロジェクトである。