四大陸フィギュアスケート選手権が間もなく開催されます。
紀平選手、坂本選手、三原選手の調子は全日本選手権で好調でしたが、どうなのでしょうか?
紀平選手にアクシデント『結構ヤバイ』
四大陸選手権に備えて、順調に練習を行っていました。
順調にトリプルアクセスを確認しながら、練習をおこなっていました。
練習も終盤に入り、3回転ルッツの着氷時に転倒し左手を氷につくと、薬指がリンクにできたくぼみにはまってしまったそうです。
紀平選手は浜田美栄コーチらがいたリンク際に向かい、テープを巻いて応急措置をしました。
紀平選手の表情は明るかったが
「まだ分からない状態。突き指だと思うんですけれど、結構やばい。ちょっと今からどういう風に痛みが引いてくるか…。まだ分からない感じ」。
と青く腫れた患部を気にしながら、状態について語ってくれました。
手の怪我だから、ジャンプに関係ないと考えるかも知れませんが、フィギュアスケート選手にとって、手はジャンプの際に体を絞める重要な役割を持つのです。
練習の終盤で転倒して痛めた。その後は患部にテーピングを施して練習を続けたが、内出血があるということです。
紀平選手は「じんじんしている。(試合に)間に合うか、という感じ。突き指だと思うけど…。けっこうやばいです」と説明し、医師の診断を受けるとのことです。
グランプリの次に四大陸選手権も優勝を期待していたのですが、しょうがないですね。
現状の状態としては、四大陸選手権に黄色信号ということです。
医師の診断結果は「左手薬指第二関節の亜脱臼」と診断されました。
紀平梨花選手は痛みを堪えながら午前の練習には15分遅れて参加しました。
午前中の練習では武器のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳びませんでしたが、午後の練習ではチャレンジして2回成功させました。
ジャンプを跳ぶ時には体の前で拳を握るようにするので、指のけがは演技への影響が懸念されますが、それでも指の固定法を変えてリンクに立ち、トリプルアクセル(3回転半)を成功させまさした。
こんな状況でも成功させるなんで凄いですね。意思も相当強いですね。
浜田美栄コーチは、7日(日本時間8日)のショートプログラムでの大技投入について「跳ぶでしょう」と語り、演技構成を落とさない方向性を示しています。