暑い夏も終わり、涼しい秋に向かっています。
スポーツの秋ということでサイクリングでもいかがでしょうか?
電動アシスト自転車で風切って爽快に走ってみませんか?
体力が無くても坂道もスイスイ走れますよ。
電動アシスト自転車の選び方から2018年のおすすめ4選をご案内します。
Contents
電動アシスト自転車の機能
言うまでもないかも知れませんが、電動アシスト自転車は人がペダルをこぐ力をモーターによって補助する自転車です。
人がペダルを踏む力に対し、最大2倍の力でモーターがアシストします。
つまり1/3の力で走行できるという構造なのです。
力の必要な坂道でも楽に走行でき、子どもを乗せたり、重い荷物を持ったりしても安定して走行できます。
また、脚力の弱い女性向け、シニア向けのものから最近ではスポーツタイプのものも増えてきました。
このように電動アシストの機能を活用しながら、待ち乗りやロングツーリングなどの用途が増えきました。
アシスト自転車のチェックポイント
バッテリー
まずはバッテリー容量です。
バッテリーは年々改良されており、方式も「鉛バッテリー」→「ニッケル水素バッテリー」→「リチウムイオンバッテリー」と進化しています。
数年前に発売された同価格帯の電動アシスト自転車と比べると容量は倍近く増えていることもあります。
バッテリーですが、容量が大きいほど走行できる距離は長くなります。
1充電あたりの走行距離が長くなれば、バッテリーを充電する頻度が減ります。
ただしバッテリー容量が増えると、その分価格は少し高くなります。
長距離を目的としない街乗り重視なら、あえて安価な小容量のタイプを選ぶのも手です。
「容量が大きいから」という理由だけでなく、使用用途にあったバッテリーと自転車のタイプを選ぶことが重要です。
アシスト力
アシスト力は数値的なもので判断することができません。
メーカーによって、味つけが様々であり、特徴が違います。
例えば、スタート時のアシスト力が強いもの、発進時はもゆるやかなもの、強く踏んだときにギュンと加速するもの、なめらかにすーっと進むものなど、乗った感じが少しずつ異なります。
このような味付けは好みによりので、実際に自転車店で試乗するしかないです。
モードによってアシスト力の設定を変化させることもできるものもあります。
変速ギア
電動アシスト自転車は、あくまでも低速時に負荷を軽減するものです。
ある程度スピードがでたときには高速用のギアが欲しくなりますが、3段変速くらいだと物足りなくなります。
通勤通学でもそれなりの距離を走行するなら、5速モデルの方が使い勝手がいいです。
ちなみに電動アシストは。法制限により時速24km以上では効きません。
つまり、高速走行はアシストしません。あくまでも低速時の負荷を軽減するものなのです。
国内の電動アシスト自転車市場は、ブリヂストン、ヤマハ、パナソニックの3社がかなりのシェアを押さえている。ブリヂストンとヤマハは、ブリヂストンが車体を作り、ヤマハがモーターユニットを作っていたため、両社のモデルは同じものだった。だが現在はブリヂストンから自社モーターユニットを採用したモデルも登場し、独自展開のモデルも増えてきた。
快適な走り方
電動アシスト自転車には特有のクセがあります。
初めて電動アシスト自転車に乗る方は注意点を十分理解して、まずは安全な場所で
走行練習をして電動アシストの感覚を掴むことをお勧めします。
○ 乗るときの注意点
スイッチを入れる際は、ペダルに足をかけないようにします。
発進の際は、必ずサドルにまたがってからコギ出しましょう。
ペダルに足をかけてスイッチを入れると、知らず知らずに力が掛かりモーターが働い
て動き出すことがあるため注意してください。
また、サドルにまたがらずに発進すると、体重の大部分がペダルに掛かり予想外の急発進になる場合があります。
○ コギだし方
片足でペダルをコギながらサドルにまたがるケンケン乗りは、しないでください。
このような場合、モーターが働き転倒などにつながる恐れあります。
○ ブレーキのかけ方
電動アシスト自転車はモーターの補助力で、普通の自転車より早く加速しますので、余裕を持ってブレーキをかけて下さい。
信号待ちの間も、前後のブレーキをかけておいてください。
そして、その時はペダルには足を乗せないようにしてください。
ブレーキをかけず、ペダルに足を乗せて知らずに力をかけてしまうと・・・
モーターが働き、思わず動き出してしまうことがありますので注意してください。
○坂道を登るコツ
基本的に負荷が大きくなればなるほど強い力でアシストしてくれます。
普通の自転車で坂道を登る時はギアを軽くして坂道を登りますが、アシスト自転車の場合は軽めのギアが最適とは言えません。
急な坂道は別ですが、緩やかにだらだらと続く坂道を登る場合はギアを重くする事で平地を走っているかのようにぐんぐん走る事が可能です。
つまり坂道でペダルが重くなる分をモーターがうまくアシストしてくれる訳です。
逆に、アシスト自転車でギヤを軽くすると通常の自転車同様ペダルは軽くなりますが、アシスト力も弱くなります。
折角のアシスト力を活かすことが出来ません。
○ゆっくり走る
速度を上げれば上げるほどアシスト力が小さくなるように設計されています
時速24km以上のスピードで走ると、アシスト力は「ゼロ」となります。
100%人力による走行となり、単なる重い自転車になるだけです。
坂道などアシストが必要なところでは、力を入れ過ぎずにスイスイと走ってください。
無理に速度を上げようとしないで、低速で走る事でより楽に乗る事が出来ます。
普通の自転車では、坂道では助走を付けて速いスピードで一気に登る方が楽な事が多いのです
アシスト自転車では厳禁です。
折角のアシスト力を活かすことが出来ないので勿体ないです。
是非、コツを掴んで楽しく走ってください。
お勧め!アシスト自転車ダイエット
普通の自転車ならともかく、アシスト自転車でダイエットできるの?という声がありそうですが、ダイエットに有効なのです!!
アシスト自転車がダイエットに効く訳は?
普通の自転車より有酸素運動の効果大
アシスト自転車では坂道、向かい風など楽に進む場面があります。
この楽に運動できるのがダイエットに役立つのです。
息を切るような激しい無酸素運動ではなく、有酸素運動を長く行うことがダイエットに効くのです。
有酸素運動を長時間行うことで脂肪と糖質を燃焼させることが出来ます。
普通の自転車では坂道などで力を入れて漕ぐと、無酸素運動の割合が増えてきます。
しかし電動アシスト自転車では、坂道でも楽に漕げて乗っている間安定して有酸素運動を維持することができます。
楽に長時間運動できる
有酸素運動は20分以上継続することで脂肪が燃焼し始めると言います。
電動アシスト自転車は、あまり疲れを感じず楽に走ることができます。
膝や足への負担が少ない状態で楽しく継続しやすい運動と言えるのではないでしょうか?
2018おすすめ4選
電動アシスト自転車はバッテリーやモーター、制御するセンサーなど、精密機器を多く搭載しています。そのため、信頼性の高さも重要な要素となります。
海外メーカー製で価格の安いモデルも多くありますが、故障やトラブルのときに一般の自転車店で修理できないこともあります。
選択に迷ったら20年以上電動アシスト自転車を生産し、信頼性や耐久性に定評のあるヤマハ、パナソニック、ブリヂストンの3メーカーからセレクトするのも賢い手です。
通勤・通学・買い物に最適な、シティサイクルタイプ
比較的短い距離の通勤・通学や近所への買い物がメインなら、物をたくさん積めるバスケットが装備されたシティサイクルタイプが最適ではないでしょうか。
使用する道の状況や必要なバッテリー容量とデザイン優先で選びましょう。
ブリヂストン「アルベルトe」
●スペック
・タイヤサイズ:26インチ、27インチ
・バッテリー容量:11.5Ah相当、14.3Ah相当
・アシスト最大距離:64~80km
・シフト段数(26インチ/27インチ):内装3段ギア/内装5段ギア
・充電時間(11.5Ah相当/14.3Ah相当):約3.2時間/約3.8時間
・重量:25.7~26.7kg
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子どもを乗せるなら断然、子乗せタイプ
子どもを乗せることがメインであれば、シティサイクルタイプにチャイルドシートを装着するという手もありますが、おすすめなのは断然が子乗せタイプです。
子どもを乗せて安全、ラクに走行するために設計された子乗せタイプがベストです。
このタイプは子どもを乗せる位置(前と後ろ)とタイヤサイズが選択のポイントとなります。
子供の乗せる位置ですが、前にチャイルドシートがある場合は4歳未満で体重15kgまで、後ろの場合は6歳未満で体重22kgまでと決まっています。
パナソニック「ギュット・アニーズ・F・DX」
●スペック
・タイヤサイズ:26インチ
・バッテリー容量:16Ah
・アシスト最大距離:96km
・シフト段数:内装3段ギア
・充電時間:約5時間
・重量:34.1kg
・標準装備のチャイルドシート:リア
・幼児2人同乗:○
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趣味で楽しむなら、スポーツタイプ
趣味でロードバイクなどの自転車を楽しむ人も増えていますよね。
最初は運動をして痩せることが目的だったとしても、趣味に変わることも良くあります。
趣味で楽しむとしても、アシスト自転車を活用しても良いと思います。
見た目にカッコ良く、辛いところだけアシストしてくれるなんて最高でしょう。
今はロードバイクやクロスバイク、MTBをベースにしたモデルもあります。
ヤマハ「YPJ-C」
●スペック
・タイヤサイズ:700×28C
・バッテリー容量:2.4Ah
・アシスト最大距離:48km
・シフト段数:外装18段ギア
・充電時間:約1時間
・重量(YPJ-C(M)/YPJ-C(XS)):16.1kg/16kg
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省スペースならオシャレな、折りたたみタイプ
省スペースに収納するのであれば、オシャレな小径折りたたみタイプがおすすめです。
長距離の移動や坂道などには不向きな小径タイプですが、省スペースで小回りがきくので街中を走行したり、比較的近距離の通勤、通学であればピッタリです。
デイトナ「DE01S」
●スペック
・タイヤサイズ:20インチ
・バッテリー容量:6.6Ah
・アシスト最大距離:50km
・シフト段数:外装10段ギア
・充電時間:約4~5時間
・重量:16.1kg
・折りたたんだサイズ:89(幅)×71(高さ)×43(奥行)cm
秋の心地よい風を受けて、サイクリングを楽しんでみてください。
電動アシスト自転車購入の参考になれば・・・