正しい熱中症対策☆水中毒や自発的脱水にならない水分補給を!

毎日うだるような暑さが続きますね。

今年の猛暑は過去最高を記録しているようですね。


熱中症で搬送された人数もどんどん増えていますよね。
自宅にいても熱中症になったということもよく耳にしています。

熱中症を予防するためには水分を摂ること、
これは誰でも知っている常識ですよね。

ですが、ただただ水分をたくさん摂ると、
熱中症以外の症状に陥る危険があるのをご存知でしょうか?

この記事では、水分を摂り過ぎることで発症する二つの危険な症状と
正しい水分摂取の仕方についてまとめました。

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水中毒

水中毒は、水分を大量に摂取することで血液中のナトリウム濃度(塩分の濃度)が低下し、「低ナトリウム血症」という状態に陥いることです。

場合によっては命の危険にさらされることもあります。

主な症状としては、めまいや頭痛、多尿・頻尿、下痢などがあげられます

悪化すると吐き気や嘔吐、錯乱、意識障害、性格変化、
呼吸困難などの症状が現れ、最悪の場合、死に至る場合もあります。

自発的脱水

汗をかいた時に水だけを飲み続けると、
体液の濃度を一定に保とうとする体の働きによって、
過剰な水が尿として排出されたり、
身体の水分の量が十分に回復できない現象が起こります。

同時に、体液の濃度をこれ以上薄まらないようにするために、
脱水から回復していないのにのどの渇きがおさまり、
水分不足を自覚できなくなる危険もあります。

この状態が自発的脱水で、体調不良や熱中症を引き起こす可能性があります。

予防には、かいた汗の量を目安に水分を摂取し、汗で失われた塩分を補給することが必要とされます。

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熱中症、水中毒、自発的脱水にならないための水分摂取の仕方

それでは、熱中症、水中毒、自発的脱水にならないために
具体的にはどのように水分補給をしたらよいのでしょうか?

水分補給には経口補水液を

水を一気に大量に摂取しない

塩分もとりながらゆっくり飲むことがポイント

朝出かける前に、味噌汁やトマトジュースを飲むなどして塩分も補給し、
外出先では経口補水液をちびちびと少しづつ飲みましょう。

摂取する水の量は?

摂取する水の量については、年齢や性別、体格などの個人差はありますが、
食事中の水分や体内でつくられる水の量は1.3Lで、
排出した水分を補うためには、新たに1.2Lの水分を摂取する必要があります。

厚生労働省が奨励している「健康のために水を飲もう」推進運動の中では、
平均的にコップの水をあと2杯飲めば、
1日に必要な水の量を概ね確保できるそそうです。

しかし、暑い日や激しい運動をする場合などは
しっかりと水分補給する必要がありますが、
決められた量の水を無理に飲み続けることは避け、
喉の渇きに応じて、適宜水分を補給することを心がければ、
過剰な摂取にもならず、過度の脱水も防ぐことができます。

以上の注意点を守って、熱中症を予防し、記録的猛暑を乗り切りましょう!

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