紀平GPファイナルFS得点詳細とトリプルアクセル2本成功してたらスコアはどうなってた?!

GPファイナルで五輪女王ザギトワを抑え優勝に輝いた紀平選手。
今季自己最高得点を塗り替えるハイスコアでしたが、内訳や加点はどのくらいなのか?

もしもFSでトリプルアクセルが2本とも成功していたら一体どんな点になっちゃってたのか?
気になりますよね?

そこでFSのスコア表の詳細と
もしもFSでもトリプルアクセルを2本とも成功させていた場合の点数を試算してみました。

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GPファイナルFS 紀平選手のスコア詳細

まずは紀平選手のGPファイナルでのフリーのスコアです。

GPファイナルFS紀平スコア

紀平選手は冒頭の大技トリプルアクセル-3回転トーループで
最初のトリプルアクセルで手をついてしまい

単独トリプルアクセルのダウングレード判定となり
出来栄え点が1.65点、要素の合計が1.65点となりました。

しかし、この失敗を引きずらず冷静に巻き返します。

次のトリプルアクセルは単独の予定でしたが、こちらにダブルトーループをつけてコンビネーションに。

加点も2.06点つく質の良いジャンプを成功させ11.36点。

トリプルルッツ-ダブルトーループは2本目のトーループを3回転に上げて
2.19点の出来栄えの加点ももらい12.29点とし
冒頭のトリプルアクセルの得点を取り戻しました。

冒頭のトリプルアクセル以外はジャンプの安定感と質の高さが光っていましたよね。

出来栄えの加点は2点を超えるジャンプも2本もありました。

紀平梨花

スピンは足換えコンビネーションスピン、レイバックスピンはレベル4。

SPでレベル2だったフライングシットスピンはレベル3の評価でした。

スピンではさらに高得点も狙える伸びしろを残しています。

ステップシークエンスもレベル4をマークしました。

紀平選手の技術点合計は78.21点で男子にも負けない技術点の高さですね。

2位のザギトワ選手との比較記事はこちらです。

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もしもフリーでトリプルアクセルを2本とも成功させていたら?

それでは、もしも今回フリーでもトリプルアクセルを2本ともクリーンに成功させた場合は
どんな点数になっていたのか?を見ていきましょう。

冒頭のトリプルアクセルが 単独トリプルアクセルのダウングレード判定となり
出来栄え点が1.65点、要素の合計が1.65点のところ

ダブルトーループとのコンビネーションでクリーンな着氷
加点もNHK杯のフリーと同じ3.09だったとしたら
3A 8.00 3.09で 基礎点9.30点に3.09を足して12.39になります。

そして2番目のトリプルアクセルが単独になり
このフリーでの連続ジャンプと同じ加点2.06がついたとすると10.06

スコアは160.05となり
ショート、フリーの合計は242.56ということになります。

すごい、240点も超えてくる可能性があるのですね。

ただしこちらの数字はあくまで今回と同じ構成で
フライングシットスピンもレベル3のままと仮定した場合です。

実際には、後半トリプルルッツ-トリプルトウループがトリプルルッツ-ダブルループになったり、スピンが全てレベル4になることもありえますので多少上下する可能性もあります。

いずれにしても紀平選手には現在の構成でも高得点を出せる伸びしろがまだ残っていますし
4回転ジャンプも北京に向けて準備しているそうですので、今後への期待が高まりますね。

身体能力の高さだけでなく、冷静な判断力や試合に向けて調整をできる自己管理力にも優れていて、精神面でも技術、表現面でもトータルで素晴らしい選手ですので
本当にこれからの活躍が楽しみですね。

紀平選手、ファイナル初出場初優勝、本当におめでとうございます。

これからも応援しています。

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